なんだか知んねえけど、すっげえワクワクしてきたぞ(悟空)

いつの間にか恐るべき進化を遂げていたモノ
Walkin' Around minusさんより。携帯電話やパソコンを例に出すと分かりやすいけど、それ以外の分野でも、まさに「恐るべき」進化はしている訳で。とか書いてるぼく自身は完全なる文系なんで殆ど意味は分かりませんが、何故だか燃えてしまう文章があったので転載。ガキの頃に「科学のひみつ」とかの学習漫画の柱(見開き両サイドの一口メモみたいな奴ね)を読んでワクワクドキドキする気持ちに近いというか。専門用語の連発+言い切り形の文体にクラクラ。そして進化萌え。

知られてないって意味では化学分野だろうな
天然ガスからガソリンができてしまう転換技術
プラスチックが電気を通してしまう導電樹脂
なんでもかんでも分解して再利用しちゃう超臨界水
石油精製も様々な触媒技術で無理矢理付加価値の高いガソリンだけを多く作ったりする、技術のない中東諸国では産油国のくせにガソリンの質が非常に悪かったり未利用の成分が多い、石油は技術だ。
磁歪素子なんて知られてないだろうな、磁気によって伸び縮みする材料だ、圧電とちゃうで。タンタルコンデンサも凄い、電解液なんかなくても大容量のCを得られる、コレが無ければ携帯電話はあんなに小さくできるわけはなかった。電解コンデンサやトランスはもはや安物用デバイスと化した、最近ではモデムにトランスは入ってないのだ。光触媒もすごい、冶金分野もまだ伸びる、直接還元方による製鉄で純度の高い鉄を得られると非常に可能性が大きい、鉄は純度を上げると特性がものすごく制御できるようになるのだ、チタンの製造コストを大きく下げるまったく新しい精錬方法も考えられている、チタンを遠慮なく使えたらどれほど応用分野があるか計り知れない。
火力発電も地味に進化し、今ではガスタービン+蒸気タービンの2段サイクルは当たり前だ、高温高圧の燃焼ガスでタービンを回した後の燃焼ガスで蒸気を発生させてそれで蒸気タービンを回してる、これは素材技術でできるようになったことだ。結局のところ、派手なCGだのITだのはどうでもいい技術だと漏れは思っている、非物理的な情報技術なんぞ早晩やれることをやり尽くして終わりだ。
本質的なブレークスルーは結局の所は素材と、物理的、化学的、エネルギー的な効率と性能の向上によってもたらされるのだ、蒸気機関による産業革命というのは、結局のところ、冶金と旋盤などによって鉄を精度よく切った部品を手に出来たことに始まっているわけだ、
チマチマした応用製品や規格化や情報の切った張ったばっか考えてちゃ未来は明るくならない。

そういや少し前に、仕事関係で光触媒について調べたりしたけど、凄いねアレ。
(追記)んー、以外とキーワード化されてないもんなんですねえ。そこの工学部大学院の君!(いるのか?)、キーワード作成して何処がどれだけ凄いのか、ばかなおでに教えてください!