そういや書き忘れてた「のび太の恐竜2006」とりとめなさすぎな感想
- 梅田ナビオ上のシネコンで鑑賞。最終回(20時〜)だったので子供はゼロ、20代前半と思えるカップルが多かったのが意外な感じ。入りは1/3くらい?
- 多分最後にドラ映画をスクリーン(といっても地元の公民館にドサ回り上映で来た時なんだけど)で見たのは「鉄人兵団」だから、ピッタリ20年ぶりか。ああ、俺もおっさんになる訳だ。
- 最初見始めるときは分からなかったけど(当たり前)、トータルで見ると「ハグしちゃお」はいらんなあ。でも基本は子供向け作品だから(当たり前)、「ドラえもんへの導入効果」としてTVと同じ主題歌を置くってのはまあしょうがないし、理屈も分かる。分かるんですが。
- 無闇に細かい背景の書き込み(ドラが寝る押し入れの壁に「丸井マリ」のポスターが!)と、夏休みの空気感(「夏っぽい夕暮れ」にちゃんとなってる)を丁寧に描いた演出に「これは映画版、しかもドラ映画再立ち上げの大事な作品なんですよ。いつもと違うんですよ!」という気合がビンビン入っとります。いいねいいね。
- キャラクターも「基本設定デザイン」から離れて、かなり自由に動きまくってます。動きに慣性がかかったみたいにぐんにゃりデフォルメがかったり、バックにいるときは結構ぞんざいに描かれてたり。
- デフォルメの具合は「ド根性ガエル」とか「元祖天才バカボン」とか「怪物くん」を思い出しましたよ。
- 「空飛んでる感」が良いです。普段はただのカタマリとしてしか表現されることが無い藤子キャラの髪を、ちゃんと髪の毛として描いてあげるだけでこれだけの効果が出るとは。
- ピー助役だった神木隆之介くん(「くん」を付けてしまいたくなっちゃうなどうも)はあまりに少年の声そのまんますぎて個人的にはちょっと違和感。どうやら監督からそうしてほしいという演出があったらしいですが。船越英一郎は良かった。
- 新ピー助は、「萌え」を通過したデザインだよなー。
- 原作にも出てきた「ドリンクみたいな非常食」、味が気になる…。
- 「劇団ひとり」がどこに出てたのかはサッパリ分からず。つーかよくアニメ映画でタレントが声優したりするけど、あれって販促効果あるんかな。ワイドショーで15秒ぐらいトピックス放送されれば十分ペイできるってことか?
- やっぱり秘密道具出すときは「ビカビカビカ〜! ○○△△□□〜!」って言って欲しいのが正直な所ではある。
- そうそう、個人的にはメインキャストの声はだいぶ慣れましたよ。「心の中ののぶ代」が消える事はありませんが。
- 本編では感動はすれど泣くほどではなかったんですが、エンドロール(というかエピローグと言った方が良いのかも)の仕掛けにはマジ泣きしそうになりました。詳しくは書きませんが、あれはずりぃよ(泣)