獄門島漫画祭り

http://d.hatena.ne.jp/season/20040124
間に合うかな?

上にも書いたけど、正しくてまっすぐな少年漫画。こなれてない部分も含めて作品に込められたエネルギーが凄い。

てかエネルギー量からいったらコレか。ポジティブエネルギーの塊。はーい、今から暴言言いますよー。しょうもないPHP文庫とか読む暇あったらコレ読んどけ。男球!

映画化決定という事で最近読み返したんだけど、「90年代」つう意味でいえば、この漫画が一番あの頃の空気(というか気分というか雰囲気というか)が濃厚だわ。少女漫画を読んでこなかった自分にとってはああいうモノローグ表現も新鮮で。作品で言うなら「ツイステッド」が好き。まあね、何というか、恥ずか死にしそうな文章は削除しました。
映画版はARATAが主人公ですか。男前ですやん。イメージは大分違いますが。しかもサントラは曽我部恵一だとー! むー。映画館まで行かねばならないように外堀が埋められていく…(苦笑)。でもですよ、という事は(以下妄想)曽我部による小沢健二「ラブリー」やそれ意外の「LIFE」収録曲のカバーがあったりしたら…。まああり得ないと思うけど、実現したらぼくにとってはスタン・ハンセン&ブルーザー・ブロディ組みたいなもんな訳で。何だか分かりづらい例えだけども、ちと想像しただけで興奮してしまいました。

第1巻の初出が90年ということで。言語感覚を含む表現方法の新しさもあるけど、何より絵柄とかキャラクターがチャーミング(死語?)なんだよな。あと初めて祖父江慎に出会った本でもある。中の人などいない!

漫画なのか? という疑問はあるけど。でも大好き。藤子不二雄に対する屈折しすぎな愛情表現がたまらん。